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と、ここまで書いていて未精製のシアバターは精製されたシアバターよりも格段に優れているような印象になってしまいましたが、必ずしもそうとは言えません。
まず、シアバター自体が酸化しにくい油脂であるものの、やはり未精製シアバターの方が酸化が早いということ。
その理由もあって未精製シアバターは大量流通には向かず、入手がやや困難であること。
それから、シアバターの天然成分そのものが肌に合わない人もいる点。
未精製シアバターが肌に合わなくとも、精製されたシアバターなら大丈夫という場合もあります。
もっとも、その反対もあるのですけれどね。
未精製のシアバターと精製されたシアバターの違いを理解して、実際にシアバターを購入する時はどちらなのか確認をお願いします。
その上で、未精製・精製済みのシアバター、どちらがご自分の肌に合うか、まずはパッチテストから始めてみてはいかがでしょうか。
シアバターの効果、保湿。
シアバターの効果で最も大きいのが、乾燥を防ぐ保湿です。
シアバターの主成分はステアリン酸とオイレン酸。
ステアリン酸は人間のお肌の皮脂によく似た成分で、皮膚によくなじみます。抗酸化作用もあります。
オイレン酸は皮膚への刺激の少ない油脂で、融点が低くよく浸透します。他の油脂と比べ、酸化しにくい特性もある成分です。
シアバターは常温では「バター」のように固形ですが、皮膚に塗ると体温で溶け、ゆっくりと吸収されていきます。
そのためシアバターはスキンケアとして塗ってからも長時間、乾燥を防ぎ肌を保護する効果が続きます。
またお肌の体温で溶けてゆくため、それほどべたつかないのもシアバターの効果・特徴です。
シアバターの優れたスキンケア効果から、シアバターを使ったクリームやリップクリーム、石鹸、ヘアトリートメントなどが販売されています。